外国人受け入れで派遣社員・50歳社員がクビにならないためには?
まず派遣社員の方
景気の良い、今のうちに直接雇用の社員になること
これが一番だと思います。
「自分は優秀なので大丈夫だ」と思っていたら大きな間違いです。
Aランク評価の辞めてほしくない派遣社員などは全体の5%ぐらいしかいないのが現実です。直接雇用の従業員ならFランク評価でも会社も辞めさせるのは難しいですが、派遣社員は「契約終了」で簡単に辞めさせることができます。
最低賃金も今年東京で千円台に終了と思います。消費税が10%に上がることにより景気が悪くなるので、政府も企業にこれ以上無理はさせないと思います。また東京オリンピック終了で建設事業も激減するので景気は間違いなく悪くなると思います。
次に50歳以上の方についてですが、体力勝負で戦うのはかなり無理があると思います。中にはできる方はいるかも知れませんが、20代で中には軍役を終了した、若い外国人に勝てる人は少ないと思います。
そしたら経験があると思いますが、この「経験」が製造業等で問題になっているのです。経験により「動かない」、「指示を聞かない」、「威張っている」などにより、生産効率が上がらないという問題が出ているのです。昔は残業すればよかったのですが、時短が叫ばれている中でそれは無理です。それならば会社は若く・賃金も安い外国人を雇用したがるのは仕方がないと思います。
外国語を勉強して指導係に転換
それでは会社に生き残るのはどうすれば良いか考えたところ、自分はベトナム人が雇用されればベトナム語、中国人が雇用されれば中国語の日常会話を学び指導係に転換するのはよいのではと考えております。日常会話程度でまずは良いので勉強を始めてはどうでしょうか?通訳ができる指導係として外国人をまとめていけば会社の評価も高くなると思います。
ただしこの勉強により指導係になるのはあと長くて10年程度と考えています。ITの進歩により、ポケトークのような機械が普及すれば通訳などいらなくなるので。
最後までお読みいただきありがとうございました。
外国人受け入れ拡大でクビになるのは?(派遣・50歳社員)
外国人の受け入れ拡大が決まりました。これは現在の現場状況では仕方がないと思います。私は製造業で働いているのですが問題になっている点は?
・従業員の高齢化:65歳以上の方でも雇わないと回らない
・派遣社員の増加:新しく入る人はほとんどが派遣社員(時給が高いから)
そのため人件費を圧迫している
以上があげられます。特に派遣社員増加のよる人件費圧迫は大問題で僕の働いている工場でもペトナム人の方の受け入れが決まりました。
外国人の方が入ることによるメリットとしては
・若い、ほとんどが20代
・やる気がある
・超まじめ(軍隊のよう)
デメリットとしては
・語学能力
・生活場所(寮を用意する必要あり)
があげられますが、直接雇用で5年縛りのため人件費もそれほど上げなくてもよく生活場所を用意すれば定期的に雇用できるのでメリットの方があると思われます。
外国人受け入れで今後起こるのは
派遣切り:ほとんどの派遣の方は短期契約(2か月ぐらい)のため外国人入社とともに契約終了となっていくと思います。うちでもAランクの派遣社員(うちでは数名程度)以外はすべて切られると思うので、リーマンショックのような派遣切りがまた社会問題になると思います。
高齢者切り:まず65歳以上の方は作業面で問題がある人から切られていくと思います。また50歳以上の問題のある直接雇用の方も解雇していくと思います。
今後、上記の方は自分も含めて相当頑張らないと雇用確保は難しいと思います。
そこで自分の考えている雇用確保のための対策は次回お話したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。